アンコール遺跡群ツアー

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■《1日目》9月25日
カンボジア、シェムリアップ空港に到着

▲ベトナムのハノイ観光を終え、ハノイのノイバイ国際空港18:05(現地時間)発に乗り、 カンボジアのシェムリアップ国際空港に19:50到着(約1時間45分)。バスに乗り換え、ホテルへ移動。


▲空港から10分ほどでシティアンコールホテルに到着です。時刻はすでに21時頃になっていますが、 これから遅い夕食です。


▲お腹も空き、アンコールビールで仲間と乾杯しました。どんなビールかと思いましたが、 意外に日本人の口にも合う美味しいビールでした。大瓶で1本4US$でした。



■《2日目》9月26日
バスでアンコール遺跡観光へ出発

▲翌朝のホテルの中庭です。朝食をとり、午前8時、バスでいよいよアンコール遺跡観光へ出発です。


▲ホテルから20分ほどバスで移動し、郊外にあるアンコール遺跡の入場チケット売り場に到着。 料金は1日券37US$、3日券62 US$、7日券72 US$で、私たちは3日券を購入しました。 一人一人の顔写真を撮影し、チケットに印刷されます。


▲できあがった私の入場チケットがこれです。各遺跡の入口では、必ず係員によるチェックがあります。


▲30分ほどでバンテアイ・スレイ遺跡の駐車場に到着。ここからは大型バスは入れないので、 3台の小型のワゴン車に乗り換え、遺跡入口まで移動です。


バンテアイ・スレイ遺跡

このバンテアイ・スレイ遺跡(創建967年)は周囲が400mで赤色砂岩の美しい寺院として有名で、 バンテアイは砦、スレイは女で、「女の砦」を意味します。周囲が約400mの小規模な寺院ながら美しい彫刻が掘られ、 「アンコール美術の至宝」と言われています。

▲シバ神の象徴として両側にリンガの石柱が立ち並ぶ参道を通って、第一周壁の門をくぐり寺院に入ります。


▲参道を歩いている途中にサソリがいました。
ガイドさんは「時々見かけますよ」と平気で言われました。


▲容姿、彫刻がもっと美しいといわれる第二周壁の塔門をくぐり、寺院中央祠堂へ入ります。


▲寺院の中央祠堂壁面には赤色の砂岩を彫った「東洋のモナリザ」と評されるデバァター像が左右に描かれ、 美しい姿を見せていました。


▲寺院の中央祠堂壁面には多数のの神々の世界を描いたレリーフがあります。 写真は破壊と創造を司るシバ神の踊るレリーフ。


▲寺院中央祠堂を取り囲むようにレンガの聖堂があります。


▲バンテアイ・スレイ遺跡の見学を終え、再びバスで次の遺跡に向かいます。この時期は雨季で、 畑の向こうには入道雲のような雲が見えます。時刻は10時を過ぎ、すでに気温は35度ほど、湿度も相当高く、 すぐ汗が噴き出してきます。


タ・プローム遺跡

ここは巨大な樹木が遺跡を覆っていることで有名なタ・プローム遺跡(創建1186年)です。東西1Km、 南北700mの壁に囲まれた広大な寺院遺跡です。修復の手を加えず、自然のなすままに保存されてきました。

▲緑色の苔に覆われた神秘的な雰囲気のある「タ・プローム遺跡」の西門。


▲中に入るとスポアン(榕樹)の大木が寺院遺跡を侵食している光景、熱帯の自然の驚異、に圧倒されます。 建物の奥深く食い込んだ根は、もはや寺院の修復を拒んでいるようです。


▲周壁の内部はまるで迷路のように入り組んでいます。建物の外壁は苔むし、 まるで仙人が住んでいそうなとても神秘的な魅力がある遺跡です。


▲回廊の内部は薄暗く、中に入ると悠久の時間を移動しているような錯覚を覚えます。


▲最も有名な巨大木の前で記念撮影。まるで人間まで飲み込みそうな生き物のように見えます。


▲遺跡見学を終え、帰り道にあった土産物のお店。仏像などの骨董品から工芸品などいろんなものが売られていました。





■《3日目》9月27日
アンコール・ワット遺跡

アンコール・ワット

密林の中に忽然と姿を現わすのは、あのアンコール・ワット遺跡(創建1186年)です。 南北約1.3Km、東西1.5Kmの堀に囲まれたヒンドゥー教寺院遺跡です。 シェムリアップ地域は国内で最も豊かな水の都として栄え、100を超える大小様々な当時の王国遺跡が今でも残っています。 中でも当時の都のシンボル的な存在だったのがこのアンコール・ワット遺跡です。

▲午前中の遺跡見学のあと、街に戻って昼食とホテルで1時間ほどの休憩をとり、 いよいよあのアンコール・ワット遺跡見学に出発。20分ほどで入口の駐車場に到着し、寺院へと続く参道を歩くと、 両脇には観光客相手に土産物を売る地元の人たちの屋台が並び、盛んに呼び込みをしていました。


▲300mほど歩き、ようやく西参道前に着くと、前方にパノラマ写真のように横長く横たわるアンコール・ ワット寺院の勇姿が遠くに見えてきました。あいにく中央の西参道が修復工事のため通ることができず、 多くの観光客が隣に架けられた仮設の参道(浮き橋)を渡って寺院へと向かいます。


▲西塔門をくぐり抜けると、写真でよく見かけたアンコール・ワット寺院のシンボル、 3つの尖塔の中央祠堂が目の前に現れました。まるで別世界に来たような、とても感動的な出会いでした。


▲参道の両脇にある聖池は絶好の写真撮影ポイントです。水面に映る風景は雑誌や絵はがきにも使われており、 私も何枚もカメラのシャッターを切りました。


▲寺院の中に入ると中央の祠堂を3つの回廊が取り囲み、各回廊の壁面には浮き彫りによる当時の王朝の物語が彫刻されています。 この彫刻を絵巻物のように読み進んでいくとにより、一つの物語が完結するようになっていて、 それぞれの内容をガイドさんが詳しく説明してくれました。


▲中央祠堂のある十字回廊の沐浴池の跡。高僧達が祈りの前に身を清めた場所といわれています。


▲十字回廊に残る謎の落書き。これはアンコール・ワットに最初に足跡を残した日本人として知られる、 森本右近太夫一房が1632年に残した墨書きによる落書きです。 彼は江戸時代の武士で徳川家光の命で朱印船貿易の船でこの地を訪れたといわれています。後で黒く塗りつぶされ、 今では読みづらくなっていますが「父母の菩提のため、数千里の海上を渡り・・・」と記されているそうです。


▲アンコール・ワットの聖域、第三回廊がここです。回廊の中央には高さ65mの中央祠堂がそびえ立っています。 これは古代インドの思想で、世界の神々がすむ山(メール山)を模しているそうです。


▲遺跡の前でクメールの民族衣装の人たちと5US$で一緒に記念撮影ができます。


▲見学を終えて、時刻は午後5時過ぎ。夕日に照らされたアンコール・ワット遺跡の向こうには、 薄らと虹が架かっていました。


▲帰り道の途中、背中に箱を背負った子供連れを見かけました。ガイドによるとアンコール・ワットの賽銭箱を夕方集めて、 近くの寺院へ届けているとのことでした。2時間半ほどのアンコール・ワット遺跡見学はこれで終わりです。


▲街に戻り、夕食はアマゾン・アンコールレストランでカンボジア料理です。 ステージでは伝統芸能・宮廷舞踊「アプサラダンス」ショーを見ながらみんなで楽しく食事しました。





■《4日目》9月28日
ツアー最終日の遺跡見学

アンコール・ワットの朝日鑑賞

アンコール遺跡群のほとんどが東向きに作られていますが、アンコール・ワットは西向きです。 「王の墳墓として創建されたため、日が沈む方角(人生の終焉)を向いている」といわれています。 そして春分の日と秋分の日に参道から朝日を眺めると、ちょうど中央塔の真上に朝日が昇るように配置されているそうです。

▲早朝5時に起き、希望者のみアンコール・ワットの朝日鑑賞へバスで出かけました。まだ辺りは薄暗く、 懐中電灯を足下に照らしながら、寺院への参道を歩きました。 遠くには薄らとアンコール・ワットがシルエットになって見えてきました。


▲大勢の観光客がアンコール・ワットの朝日を見ようとベストポジションを探しながら、 ご来光の時間を待ちます。そして5時53分、ようやく太陽が寺院の突塔の間から顔を出しました。 ガイドさんによるとこの雨季の時期に、こんな素晴らしい朝日が見られたの超ラッキーとのことでした。


アンコール・トム遺跡

アンコール・トム(大きな町)は、高さ8m、周囲約12kmの城壁に囲まれた広大な町です。 アンコール・ワットの造営から遅れて半世紀後、12世紀末頃に造られました。城壁内には十字に主要道路が配置され、 中央にバイヨン寺院があり、そこから北上した位置にかつての王宮があった(現在は消失)そうです。 現在は王宮の広場があり、その当時の壮大な姿が忍ばれます。

▲朝食後、アンコール・トム遺跡見学へ。バイヨンへと続く道の正面に、南大門が現れました。


▲南大門の上には顔の長さだけでも3mほどの四面仏がほほ笑みながら観光客を出迎えてくれます。


▲南大門から1㎞入った中央にバイヨン寺院があります。 複雑な構造で、聖池の水面に写った寺院の姿はより神秘的な雰囲気があります。


▲バイヨン寺院の中にある、穏やかでほほ笑みをたたえた観世音菩薩像の四面塔。 寺院の中には50面を超える微妙に異なった表情の四面仏が刻まれ、 まるで来た人を温かく迎える眼差しを感じます。


▲バイヨン寺院の北側にある3層からなるピラミッド形のパプーオン寺院。 長さ200mにも及ぶ地上と天界をつなぐ「空中参道」で有名です。


▲観光コースの途中で出会った地元の兄弟と思われる子ども。近くに母親らしき人はいませんでしたが、 持っていたアメ玉をあげたら、とてもうれしそうでした。


▲かつての王宮前にある「象のテラス」。かつてこのテラスに王族達が立って閲兵を行ったそうです。


▲テラスの中央の階段には、ハスの花をつむ象が3頭、砂岩に刻まれています。


トンレサップ湖クルーズ観光

遺跡巡りをすべて終え、ツアーの最後の観光はトンレサップ湖クルーズです。 この湖はシェムリアップからバスで1時間ほど移動したところにあり、カンボジアが誇る巨大な湖で、 「伸縮する湖」といわれ、乾季(4~6月)は約3000㎢の大きさですが、 雨季(8~10月)には約3倍以上の1万㎢の面積に膨れあがります。※参考までに、日本の琵琶湖は約670㎢です。

▲雨季と乾季で面積が変わる「伸縮する湖」、トンレサップ湖。


▲今の時期は雨季で水量は豊富。観光船に乗り、いざ湖上クルーズに出発です。


▲近くにある水上の小学校に通う子ども達。さお1本を使って漕いでいるのは女の子です。


▲ここが湖上の小学校です。


▲観光船が近づくとどこからともなく観光客に物乞いをするために、子どもがやってきます。


オールドマーケット観光

再びバスでシェムリアップへ。ツアー最後の日程は、この町の南側に位置するオールドマーケット見学です。

▲食材から日曜雑貨、土産物などのお店が所狭しと並ぶオールドマーケット。


▲ネズミ取り器、竹ぼうきなど昔懐かしい日用品が多数ありました。見るには面白いものがたくさんありましたが、 買いたいものは正直ありませんでした。


これですべての観光が終わりました。町で夕食をとり、ホテルに戻って、シェムリアップ国際空港へ。 20:45発ハノイ便に乗り、ハノイから00:15発中部国際空港便に乗り換え、帰国の途につきました。

▲日本の上空で夜明けを迎えました。6:50頃、予定通り中部国際空港に無事到着です。



ツアーを終えて

今回のツアーの感想は正直言って、かなり疲れました。カンボジアはこの時期は雨季で、 30度を超える気温と熱帯独特の湿度の条件の中を、1日1万歩以上歩いて遺跡観光するというハードなツアーでした。

しかし、密林の奥深くに眠り続けていたアンコール遺跡文化をこの目で見て、 触れられた価値は十分ありました。

アジアの中でも経済発展の遅れているカンボジアの国にとって、ここは貴重な観光財産です。 永い眠りから覚めたアジアの至宝、アンコール遺跡が、これからも大切に保存されていくことを願っています。


















   ■1日目
   カンボジア到着



   ■2日目
   アンコール遺跡
  • バンテアイ・スレイ
    (ヒンドゥー教寺院遺跡)
  • タ・プローム
    (ヒンドゥー教寺院遺跡)
  • 夕食
    (宮廷舞踊「アプサラダンス」
       のディナーショー)



   ■3日目
   アンコール・ワット遺跡

  • アンコール・ワット
    (ヒンドゥー教寺院遺跡)


   ■4日目
   最終日の遺跡見学

  • アンコール・ワット 朝日鑑賞
    (ヒンドゥー教寺院遺跡)
  • アンコール・トム
    (バイヨン、城砦都市遺跡)
  • 市内観光
    (トレンサップ湖クルーズ、
       オールドマーケット散策)